クリニックでの研修〜対人個別援助技術および地域援助技術

年間研修を担当させていただいているクリニック様で精神保健福祉士や介護支援専門員の方を対象に研修を実施しました。
先月は対人個別援助技術について、バイスティックの7原則やケースワーク等についてお話しさせていただきました。今回は地域援助技術をテーマに研修を進めていき、
・地域とは
・コミュニティワークとは
・対人個別援助技術、地域援助技術をどう活用していくのか
を参加された皆さんと学びました。
相談援助を行うなかで求められる視点、知っておく知識として今回は
「リスクマネジメント、アウトリーチ、ラポール、ノーマライゼーション、アドボカシー、アセスメント、アカウンタビリティ、インテーク、インフォームドコンセント、ウェルビーイング、エンパワメント、ケースワーク、ストレングス、ケアマネジメント」
以上を挙げ、個別ワーク後にグループワークでそれぞれの意見を共有しました。
「地域」と一言で言ってもその人によって受け取り方は違います。
専門職から見た地域と、地域住民の方から見た地域。
この二つだけでも視点に大きな違いがあります。
そのためにも地域に携わる支援者が、
「自分自身の考えにどんな傾向があるのか」
「自分が支援を行うなかでどんな傾向があるのか」
という自己覚知に努めたうえで地域住民の方と協力・連携していく形が求められるという内容を研修を通しお話させていただきました。